【最新】都道府県魅力度ランキング2020!茨城県が8年ぶりに最下位を脱出!1位は北海道で12年連続一位に、基準や調査方法とは?

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今年で15回目となる、都道府県魅力度ランキング(地域ブランド調査)が、株式会社ブランド総合研究所より、10月14日に発表されました。

最も魅力な都道府県は12年連続で北海道が選ばれ、茨城県は過去最高の42位となり、46位だった2012年以来、8年ぶりに最下位を脱出しました。県の魅力度アップを目指す大井川和彦知事は結果を歓迎したが、県民からは「最下位という『魅力』がなくなる」と最下位脱出を惜しむ声も上がっているようです。

今回は都道府県魅力度ランキングの結果に「基準」や「調査方法」もあわせて調査してみました。

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都道府県魅力度ランキング表2020

都道府県魅力度ランキング表2020
都道府県魅力度ランキング2020【47都道府県・完全版】 | 日本全国ご ...

全国で最も魅力的な都道府県は北海道(魅力度60.8)となっています。北海道は2009年に都道府県を調査対象に加えて以来12年連続、1位となっています。

魅力度ランキング”茨城県が最下位脱出|日テレNEWS24

茨城県は過去最高の42位となり、46位だった2012年以来、8年ぶりに最下位を脱出しました。

以下、2位「京都府」(49.9点)、3位「沖縄県」(44.1点)、4位「東京都」(36.4点)、5位「神奈川県」(34.7点) 、6位「大阪府」(31.9点)、7位「奈良県」(30.6点)、8位「長野県」(30.5点)、9位「福岡県」(29.6点)、10位「石川県」(29.2点)となりました。

前年3位から順位を落とした「東京都」(36.4点)については、「魅力度」(36.4点、前年比-7.4ポイント)をはじめ、「観光意欲度」(43.0点、前年比-4.4ポイント)、「居住意欲度」(20.5点、前年比-5.8ポイント)のポイントも低下。いずれも低下幅は47都道府県で最大になるなど、東京都への各行動意欲が大幅に低下していることがわかりました。

福岡県は(魅力度29.6)と前年と点数は同じでしたが、9位と1ランク下がった結果となっています。

引用元:https://news.tiiki.jp/data/upload/newsrelease20201014.pdf

「市区町村の魅力度ランキング」2020

第15回「地域ブランド調査2020」市区町村の魅力度ランキング
京都の見どころ徹底解説】定番の京都グルメや観光エリアの情報が満載 ...

最も魅力度が高かったのは京都市で点数は51.9点。2017年以来3年振り3回目の1位となりました。続いて、「函館市」と「札幌市」(51.3点)が同点で2位となり、以下、4位「横浜市」(48.1点)、5位「小樽市」(46.9点)、6位「神戸市」(44.8点)、7位「鎌倉市」(44.6点)、8位「金沢市」(43.8点)、9位「富良野市」(43.7点)、10位「仙台市」(38.8点)と続きました。

前年から魅力度が最も上昇した市区町村は、「糸満市」で前年の11.1点(264位)から17.0点(143位)と5.9ポイント上昇。次いで、「稚内市」(前年比+4.9ポイント)や「柳川市」(同+4.0ポイント)のポイントも4ポイント以上アップしました。

「市区町村の魅力度ランキング」2020の魅力度上位50市に入ったのは、福岡県内では福岡市と太宰府市でした。

ブランド総合研究所ホームページ

ブランド総合研究所 ホームページ

株式会社ブランド総合研究所という会社は、地域ブランドに関する調査とコンサルティングを行う専門企業で、他にも「都道府県の幸福度ランキング」など、さまざまなデータを集計してランキング形式にして発表しています。

地域ブランド調査の詳細は、ブランド総合研究所ホームページを御覧ください。

地域ブランドNEWS

「都道府県魅力度ランキング」の調査方法や調査対象者とは?

項目別のランキング
項目別のランキング

「都道府県魅力度ランキング」の調査方法は下記の通りです。

都道府県魅力度ランキング調査方法詳細


  • 調査時期」は、2020年6月24日~7月20日
  • 調査方法」は、インターネットでの調査
  • 調査対象地域」は、全国1000の市区町村と、47都道府県
    ※全国1000の市区町の内訳はこちら(全792市+東京23区+185町村)
  • 調査対象者」は、20~70代の消費者。男女別、各年代別、地域別にほぼ同数の調査を行い、日本の縮図になるように、年齢や地域人口の分布にあわせて再集計、総数31,734人から、一人当たり20地域の回答を得ての調査結果

総勢31,734名から、一人当たり20地域のアンケートを取っているとありますので、単純計算で634,680回分のデータ結果ということです。

「都道府県魅力度ランキング」の調査基準や集計方法とは?

次に「都道府県魅力度ランキング」の調査基準についてです。

株式会社ブランド総合研究所が毎年行っている「地域ブランド調査」とは、全国の都道府県、市町村別の84項目もの調査結果を集計してランキングにしている調査報告書です。

その「地域ブランド調査」のうちの一つが、今回解説している「魅力度」を集計した「都道府県魅力度ランキング」となります。

では、この「都道府県魅力度ランキング」の「魅力度」は、どのようにして調査しているのでしょうか。

✓ 「魅力度」の集計方法

  1. 提示した地域名に対して「どの程度魅力的に思うか」を質問
  2. とても魅力的」「やや魅力的」「どちらでもない」「あまり魅力的はない」「全く魅力的ではない」の5段階評価で回答してもらう
  3. 5段階評価のうち「とても魅力的」と「やや魅力的」という、2つの回答をした回答者割合のみを反映させて集計

✓ 「魅力度指数」の計算方法

「魅力度」=①+②


  •  100点×その地域の全回答中「とても魅力的」と回答した割合%
  •  50点×その地域の全回答中「やや魅力的」と回答した割合%

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、都道府県魅力度ランキングの基準や調査方法について調べてみました。

近年の傾向は、都道府県、市区町村の魅力度が全体的に上昇しており、特に市区町村では20代をはじめとする若年層の魅力度が大幅に上昇していることが分かります。

新型コロナウイルス感染症による消費者意識の変化について、2019年の結果と比較したところ、魅力度をはじめ居住意欲、観光意欲といった行動意向に関する項目の平均値には大きな変化はありません。しかし、個別でみると東京都で魅力度をはじめとした各項目の点数が大幅に低下しているなど、一部に影響も見られるとしています。

本質的には、魅力度の価値観は比較するものではありません。あくまで魅力度ランキングの順位は、参考程度に考えて、個々の生き方における価値の優先順位を取捨選択し、主体的に満足度を高めていきたいものです^^

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